多胡本家酒造場について
SOLIMONEのリモンチェッロを協力して作っていただく
岡山県津山市にある多胡本家酒造場さんは江戸寛文年間(1661~1673)に創業された
約350年という長い歴史がある日本酒の酒蔵さんです。
なぜ今回、多胡本家酒造場さんの手をお借りしたかったかというと理由は大きく3つあります。
1つ目は「手作業によるリモンチェッロの製造」です。
多胡本家酒造場さんは決して多くの従業員を抱えている酒蔵さんではありません。
しかし、機械を駆使した作業に頼らず、手作業ということに拘られている酒蔵さんなんです。
確かに、機械を駆使すれば
時間をかけずに大量生産出来るし、コストも抑えられる。
だけどSOLIMONEのリモンチェッロはそこには全くこだわりがありません。
「日本一美味しい、プレミアムなリモンチェッロ。」
それを皆様に提供することを目指すには手作業は欠かせないのです。
レモンのワタの残し具合(ワタには苦みがあります)、
レモンの皮のこそぎ具合(無添加レモンを使用するためスーパーなどで売られているような真っ黄色な状態のレモンではない為、場所によりこそぐ必要が出てきます)、
レモンの皮の成分の抽出をやめるタイミング(レモンを収穫する時期、その年の気候などにより、糖度やリモンチェッロへの色の移り方が変わってきます)、
まだまだ拘っている部分は多々ありますが、これらはやはり人間にしか分からない感覚。造り手さんへの信頼がないと頼めない仕事だと考えております。
なので、決してたくさんの本数は生産出来なくても
「手作業」に拘り、「日本一美味しい、プレミアムなリモンチェッロ」を
追求していきたいのです。
2つ目は「加茂川のすぐ側に位置している」ことです。
岡山県津山市の山間部に流れている
加茂川の伏流水は、カリウム、マグネシウムなどを多く含む硬度70の切れのよい水といわれます。
切れのよい水を使用することにより、
レモンの酸味と見事にマッチした、後味の良いリモンチェッロを作ることが可能になります。
3つ目は「伝統ある日本酒の醸造方法との融合を図れること」です。
リモンチェッロはイタリア人が造るイタリアのお酒である為、
作り方自体にはそこまで難しい工程はありません。
味も一般的には大味な物が多い為、特別感のあるお酒。という認知をされている方は少ないはずです。
そこの常識を打破したく
SOLIMONEのリモンチェッロの製造工程には、
日本酒の醸造方法の知恵をお借りした
ひと手間ふた手間を加えることにより、
より洗練された、日本人らしい「プレミアムなリモンチェッロ」を
作ることに成功いたしました。